ThinkPad X31を購入
出先でレポートを書くにはさすがにW-ZERO3ではしんどくなってきたのでB5のモバイルパソコンの購入を決意。
初めはAsusのEeePcを購入しようかとも思いましたが液晶が小さいので901まで待つことに。
そんなこんなで悩んでいたら現Lenovo(旧IBM)のThinkPad X31のジャンク品を発見。
OSが起動しないということでHDDなしのものを2万円くらいで購入。
高校生ぐらいのときに雑誌の特集で見て一目ぼれしたモデルでした。
早速必要なパーツを購入し、取り付け。
BIOSを起動して確認してみると正常に動作!液晶がややくたびれていたものの問題はありませんでした。
デスクトップにしてもノート型にしてもHDDは壊れやすいですね。
OSはWindows 2000が搭載されていたようなのですが、ジャンク品なため付属品は何もなし。
Linuxに挑戦してみたかったのでUbuntuをインストールしてみることにしました。
セットアップ中に起きたトラブルとしてはメモリの初期搭載量256MBではインストールが途中で失敗すること。
これはメモリを増やすかテキストインストールでのインストールにより解決しました。
インストール後に問題が生じたのは無線LANでした。
無線LANを有効にすると下記の問題が生じました。
1.無線LANを有効にした状態で起動すると、起動途中でハングしかなりの時間がかかる。
2.サウンドカードは認識されるが音が出なくなる。
3.サスペンド、ハイバネーション、再起動ができなくなる。
4.無線LANは認識されているが使用できない。
試しにPuppy LinuxをCD上から使用してみたところ上記の問題は発生しませんでした。
問題の無線LANはCISCO製のMiniPciでMPI350でした。
ググったりして情報を探している内に海外のUbuntu Forumサイトで自分とまったく同じ問題の人たちを見つけました。
Cisco MPI350
どうもこの問題はUbuntu限定の問題らしく、解決法はndiswrapperを使用してWindowsのドライバを使うことでした。(Ubuntuの方にこのMiniPciのドライバはあるけど有効に動作しない模様)
というわけで下記からは自分用のメモ
1.neta504.tar.gzをダウンロード、解凍。
2.ndiswrapperをインストール。
sudo apt-get install ndiswrapper-utils-1.9
3.airoモジュール(MPI350のドライバ)をブラックリストに追加
echo 'blacklist airo' | sudo tee -a /etc/modprobe.d/blacklist
4.Kernelからairoモジュールを削除。
sudo rmmod airo
5.Windowsのドライバをndiswrapperに読み込ませる。
sudo ndiswrapper -i pathto/netA504.inf
6.ndiswraperの設定。
sudo ndiswrapper -m
sudo ndiswrapper -ma
sudo ndiswrapper -mi
7.ndiswrapperをKernelに読み込ませる。
sudo modprobe ndiswrapper
完了。
無事に使用することができるようになりました。^^