Bodhi Linuxを使う
SONYのPCG-XR1F/BPという2000年09月08日に発売されたVAIOを使えるようにしてほしいと家族に頼まれました。
主なスペックは下記の通り
OS | Microsoft Windows Millennium Edition |
---|---|
CPU | モバイルIntel Celeron プロセッサー 650MHz |
チップセット | 440BX AGP |
メモリー | SODIMM 64MB (192MBに増設) |
グラフィック | S3 Savage/IX8 |
HDD | ATA TOSHIBA MK1016GA (4200rpm) |
無線LAN | PLANEX GW-NS54CW |
とXPでも厳しいスペック。
そのためウイルス対策ソフト等と無縁なLinuxにOSを決定。
早速、軽量なディストリビューションをいくつか試してみるが…
Puppy Linux Warry-511-01j、Ecolinux 10.10、Linux Mint LXDE
どうしても動作が遅い、Puppy Linux は起動が非常に速かったがその後がいまいちだった。
ほかにも何かないかと探していたところBodhi Linuxを発見。
UbuntuベースということでThinkPad X31にあるdebパッケージを有効利用できるうえ、
動作環境条件が
と当てはまるため早速インストールすることに。
ただ、アジア系のフォントがディストリビューションのパッケージに含まれていないため
OSのインストールは英語で進めることになりました(アラビア語のフォントは含まれてました)。
インストール完了後、操作してみた感想としては(日本語化前)不思議と動作が軽いです。
なぜ不思議かというとGUIがきれいなうえに、何かしら操作するとアニメーションが生じるのですがそれでも軽いからです。
日本語化前で最低限のアップデートをした後のメモリの状態は下記の通りでした。
teketake@VAIO:~$ free -mt
total | used | free | shared | buffers | cached | |
---|---|---|---|---|---|---|
Mem | 180 | 145 | 35 | 0 | 13 | 77 |
-/+ buffers/cache | 54 | 126 | n | n | n | n |
Swap | 455 | 0 | 455 | n | n | n |
Total | 636 | 145 | 491 | n | n | n |
空きが35MBしかありませんが軽いです。
日本語化についてはまた後日書きます。